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2020/05/26
writed by MINAMI
お願いだ!吹いてくれ!サーマルウインド

「おい、天気予報と違うぞ、ぜんぜん風が吹いてないじゃないか!」
と思ったことはありませんか?

今回は、サーマルウインドの原理について紹介したいと思います。

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気圧配置による風が大局的な風だとすると、地形や温度差によって発生する局所的な風が存在します。
その大局的な風と局所的な風が、それぞれ逆向きに吹いたときや、同じ向きに吹いたときによって風の大きさは変化するのです。

サーマルウィンド

 我々ウインドサーファーは、陸と海の温度差によって生まれる海風のことをサーマルウインドと言っています。(スカイスポーツの分野では熱によって起こる上昇気流のことをサーマルと呼ぶ)

太陽によって照らされた地表と水面では、温度変化のスピードが違います。地表は急速に温度上昇するのに対し、水面は緩やかに温度上昇します。そこで発生した温度差によってできる空気の移動が風となるのです。(なお、夜間はこの逆の現象が発生する)

どういった時に、このサーマルウインドは吹いてくれるのか?
答えは、夜と昼の温度差が大きく、晴れているときです。
なぜか?もう少し詳しい図を用意しました。

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この現象は、海風循環と呼ばれ、細かい空気の流れを描くと、上図ようになります。

この図から以下のことがわかります。

・上層と下層の空気の温度差(密度差)が大きいほど、強い上昇気流と下降気流が発生する

この条件を具体的な気象条件にあてはめるとこうです。
①夜に水と空気が冷えている。→昼と夜の温度差が大きい
②昼に地表が直射日光によって熱くなる。→晴れ

この2つが強いサーマルウインドの条件です。(地表面をヒータと考えるとわかりやすい)

山谷風

 そして局所的な風には、もう一つ、山谷風というものがあります。(ここでは、谷風のみ説明します)

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地表が熱せられることによって、温められた空気が山頂に向かう風を谷風といいます。

この谷風やサーマルウインドのように、地形や条件によって局所的に発生する風を理解することもウインドサーフィンの魅力です!
今回は、谷風のみを紹介しましたが、その逆の山から吹き下ろす風(山風)なんかもあったりします。
そのため、日が昇りきる前だけウインドサーフィンできるなんてことも聞いたことがあります。

それらの情報を知る最高の方法があります。
それは、現地の人に聞くことです!(地形見てわかる天才の方がいたらごめんなさい)
ぜひ初めてのゲレンデや地域に行った際は、現地のライダーに風の吹く時間帯や時期、ポイントや気象条件などを教えてもらいましょう!
特に危ない場所はチェックしましょう!